武士道

教育談義なんかで「日本の伝統的な価値観」という言い方で、明示的にしろそうでないにしろいわゆる「武士道精神」が想定されてることがあって、これが嫌なのです。激しい違和感を覚えるのです。教育するならそういうよくわからないものじゃなくて実体のある文化を教えてやってほしいし。

なーんか「武士道」って明治ごろにアンプリファイされたほとんどフィクションみたいなもんだったりするんじゃねーの?という疑惑を持っているのですが(よくあるパターンなので)、近代における武士道についての本って、やはりちゃんとあるんですね。

武士道の逆襲 (講談社現代新書)

もっと専門的な研究もありそうですが、とりあえずこれ読んで入門してみようかと。