チョッコレート♪チョッコレート、チョコレートは…


バレンタインデーが近づくにつれ、書店の料理本のコーナーが「手作りチョコレート」の本で占拠されてしまって非常にイマイマしい今日このごろ。アムネスティがキャンペーンやってます(強調引用者)。

西アフリカのコートジボワールは、世界の4割を占める最大のカカオ生産国です。厳しい競争にさらされ低い価格のため、カカオ農園は安い労働力を必要とし、この労働を担うために、推定1万5000人から5万人の子どもが近隣の国から奴隷として売られてきます。

早朝から深夜まで棒でなぐられながらカカオを摘み、自分の背丈より高くなった豆の袋を頭の上に乗せ運びます。仲買人が近隣の国の農村をまわり、親や親類から一人15?30ドル程度で子どもたちを買い集め、国外に連れ出し300ドルで売り渡します。

推定にかなり幅があるところを見ると、実体が掴みにくいのでしょうか。カカオ農園での児童労働に関する事実なんかも参考になります。

フェアトレードだけで解決するってもんでもないでしょうけど、児童労働や人身売買が絡んでるので、ちょっと気にしておきたい問題ではあります。