「性に関する価値観の形成に著しく悪影響を及ぼす」って何?


この記事読んで、ちょっと引っ掛かるところが。

 法案は「有害情報」について(1)性に関する価値観の形成に著しく悪影響を及ぼす(2)残虐性を著しく助長する(3)犯罪を著しく誘発する(4)薬物乱用など健康を害す行為を著しく誘発する(5)特定の青少年へのいじめに関する情報で著しく心理的外傷を与える恐れがある(6)家出した青少年に非行などを著しく誘発する - と定義した。

 これをもとに、具体的な基準を作成するため内閣府に「青少年健全育成推進委員会」を新設し、ネット上の情報を「選別」する。

まず、そんな委員会を内閣府に設置して「表現の自由」と衝突しないと考えてるなら、もう馬鹿としか言いようがない。また、会員制にするということは、そうしたサイトを閲覧する人びとのプライバシーを著しく損なうものです。コンビニでエロ本買うのに署名するようなもんじゃないですか。レンタルビデオだって会員制ですけど、それは一義的には商品を守るためでしょう。あといい加減「有害」とかいう言葉やめたほうがよくない?とか。


で、その上で気になるのは「性に関する価値観の形成に著しく悪影響を及ぼす」という文言。まだ原文を読んでないし、他紙ではこういう文言になっていなかったりするので、まだよくわからないんだけど。でも仮にこれが単にポルノを指すだけなら、こういう表現にする必要はないんじゃないだろうか。

こちらの2月の記事
"自殺サイト"など「有害情報」定義明確化、閲覧防止義務付け - 民主議員案 | ネット | マイコミジャーナル
では、「児童に対し、著しく性的感情を刺激する情報」となっていました。ポルノを指すだけならこれで充分に思えます。ここから「価値観の形成に悪影響」に変わったのだとしたら、それなりに意図のある文言だという可能性があるように思います。というかつまり、
スラッシュドット・ジャパン | NTTドコモ、同性愛とトランスジェンダーをキッズiモードでフィルタリング
こんな話を思い出してしまったんですよね…。単なる穿ちすぎならいいんですが、引っ掛かるというか。もちろん、こういう問題がなかったとしても、こんな規制そのものはやっぱりダメだと思いますけどね。