若くて優秀な大阪府職員は早く逃げたらいいと思うよ


財政悪化で人件費カット、てことになったときに、労働者として団結して「自分たちの生活を守ろう」とか言うと、なんだか「世間の人達」は怒るみたいだからね。「民間なら給与カットは当然」とか「自業自得」とか言ってる人たちは、きっと若くて仕事のできる職員がバンバン転職していなくなっても文句はないはずだと思います。むしろそれを望んでるんでしょう。給料下がったら転職考えるのは当りまえだからね。「民間なら」特にそうでしょう。だから、転職できそうな若くて優秀な人たちは、「世間様」に叩かれながら戦うよりもさっさと逃げたほうが得だと思いますよ。もちろん民間だって不安定ですが、「役所に勤めてる優秀な人」と「民間で働く優秀な人」にそれほど絶対的な差はないんじゃないかな。こんなご時世でも、今より待遇のいい仕事につくことだってできるはず。民間の給与水準から算出してる給料だと「世間の人たち」は「贅沢」だと言うみたいですが、民間ならもっと高い水準で、いくらもらっても「スキルに見合った待遇」と理解してくれるよ。そういう転職は「自分の能力を活かした戦略的な決断」とかいって賞賛されることになってるはずですから。


同僚を裏切れない?まあ、人並みかそれ以下の職員だけになったらさぞかし大変でしょうね。サービスだって低下するかもしれない。でもほら、それは主権者たる府民の選択したことだから。そういうのが望みなんだよ、府民のみなさんは。財政の悪化を職員のせいってことにしたがる人は多いし、一方で議員なんかは叩かれないんだから。愚かしいと思うかもしれないけど、それはきっと「思い上がり」と言われるんじゃないかな。だから、残されるイマイチ優秀でない職員には気の毒だけど、早く転職してもっといい給料もらったらいいよ。


イマイチ優秀じゃない人は、労働者としての人権を守りながら働いて下さい。人が減ったからって労働時間を伸ばすことないんだから。知事は法令遵守とかよくわかってない節があるけど。給料下がっても下がったなりに普通に働いたらいいと思う。サービス残業なんか完全にやめて、転職の準備のために勉強したらいい。