判断は慎重に
いわゆる「富田メモ」が徳川前侍従長の会見での発言の記録ではないか、という説が捏造説の一つにありますね。確かにあちこちにあるキャプ画像だけでは「私」が誰なのか判断しかねるというのもわかります。が、徳川侍従長説について 2 ちゃんねらの言いぶんってのは (強調は引用者による)、
理由は以下の通りです。
a.徳川侍従長のが勇退日は昭和63(1988)年4月末日。(会見の有無は確認できず)
b.徳川侍従長の以前からの発言と相似している。
c.前出の1〜9の指摘事項に全てあてはまる。
あの、そこ一番肝心なんですけど…。これじゃ脳内会見じゃないかと…。
日付も特定されてるし、この説が多少なりとも可能性を持つためには最低限 (あくまで最低限) そういう会見があり、内容も一致しているということが示されなければなりません。実際に会見があればすぐに確認できるはず。図書館にでも行って新聞の縮刷版でも見れば。超簡単なことでしょ。「マスコミはろくに調査してない」と批判する人がけっこういるけど (それはそれで一理あるけど)、自分自身も慎重になってほしいものです。全然ウラの取れてない (事実ならとっくに取れてておかしくない) ような説に「コレだ!」と反応してしまった人は、ちょっと反省したほうがいいと思いますぜ。
まあね、これから裏が取れるって可能性もゼロだとは言いませんけど。一応。