子どもが犠牲になったニュースを観ていられない

先日の虐待事件、テレビで報道されるたびにチャンネルを変えていました。ニュース番組でも情報バラエティでも大きく取り上げられていて、そういう時間帯にテレビをつけているとしょっちゅうチャンネルを変える羽目に。多かったですからね。過熱ぎみだったといってもいいと思います。

もちろんネットでも、はてブでも毎日のように記事を見かけましたが、タイトルだけはどうしても目に入りますが、読まないようにしていました。ブコメも。いや最初は一つ2つ読んだかも。まあ事件のアウトラインはタイトルだけで十分わかります。

 

なんでこのニュースを見ない、読まないのかっていうと、見ていられないからです。つらすぎる。

別に僕自身になにか特別な背景があるわけではありません。それに、特に感受性が強いということもないと思います。それでも、自分に子どもができてからは、子どもが犠牲になった事件や事故は、痛ましくて、耳にするだけでも胸がつぶれるような気持ちがして、見ていられないんですよね。

実際の事件に限らず、フィクションでもそうです。主人公が子どもを奪われるなんていうストーリーはよくあるわけですが、できればそれは無しでお話を進めていただきたいんですよね。

 

千葉の事件、重大だし考えるべき問題も多そうだし、報道する価値はもちろんあるんだと思いますが、あれみんなそんなに観てたんでしょうか。まあワイドショーなんかは視聴率とれるからたくさん取り上げるんでしょうけど…。でも僕が特別なわけじゃないと思うんですよね。観てられなかった、という人は結構いるんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。いや、テレビ観なきゃいいじゃんとかそういう話じゃなくて。報道を差し控えてほしいというわけでもなくて。つらい事件を報道することはもちろん必要だと思ってます。でもそれにしても観てられない、というだけ。

僕は自分に子どもができてからですけど、子どもがいうようがいまいがそういう人っていると思うんだけどなぁ。どうですか?

 

美術館は空いてるときに行こう

引き続き美術館の話。

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いいこと書いてるんだけど、「美大卒ですが」なんて言うの?マジで?そんな奴みたことないわ。「抜かすな」っていう人もアレだけど、「美大卒ですが」も相当なもんなんじゃないか…。それにしてもブクマも含めて高齢者は嫌われてるなぁ。僕も遠からずそっち側に行くので気をつけないとね。

 

さて、なんだかんだ言って展覧会が混雑してるからいろいろストレスが多いんですよね。増田も書いているように、常設展は空いてるのでおすすめです。実は「常設」といっても、本当に同じ作品がずっと展示されているところばかりじゃないんですよ。水彩や写真は弱いので出しっぱなしにできない、という事情もあるけど、特に日本や中国のものは季節感が大事なので、季節にあわせた展示をしてるところも多いです。「常設なんていつでも観れる」と思ったら大間違いです。たまに珍品がでることだってあります。そういう目で観てみると常設展も結構発見が多くて楽しいですよ。

 

しかしそうはいっても、どうしてもミーハーなニワカ(いやらしい言い方だよな)が殺到する企画展を観たいということもありますよ。そりゃあね。現代美術は基本そんなに混まない(最終日でもガラガラだったりすると逆に寂しい)けど、いわゆる泰西名画とかね。どうしても混雑する。

 

だからなるべく混雑しないタイミングで行きましょう。それはいつか?

  • オープン後の2週目あたりまで
  • 平日
  • 夕方
  • テレビに出る前
  • 夜間開館

開催前から話題になってるようだと、オープン初日や直後の週末は混んだりしますが、平日はやはりそこまでじゃありません。どうしても、というときは休みをとって行くのも一つの手だとおもいます。会期が進むにつれて、口コミが広がったりしてだんだん混んできますので、やっぱり早めに行くに越したことはないです。

早朝から並ぶという人もいるけど、案外夕方のほうが空いてます。お昼前後はやっぱり込みますよね。展示を見てから昼食、昼食とってから展示、という人はいっぱいいるので、閉館ギリギリに観終わるくらいのタイミングで行ったほうが並ぶ時間は少なくて済むように思います。ただこれはタイミングをはかるのが難しいですが。

あと、これは絶対大きい、というのがテレビ。みんな今どきテレビなんか、と思うかもしれませんが、いやいやテレビの影響力は絶大ですよ。日曜美術館とか美の巨人たちとか、世界一受けたい授業とか、ああいうので取り上げられたりすると、次の週末は確実に混みます。でもたいていは会期途中に放送されるので、やっぱり早い時期に行ったほうがいいです。

それから案外狙い目なのは夜間開館です。金曜あたりに夜間開館してるところは増えてきていて、結構空いてることも多いです。ただ、これもだいぶ周知されてきたので、以前に比べれば人が増えてきた印象ありますけどね。

 

少しでも快適に展示を楽しむための参考になれば幸いです。問題は展示替えでお目当ての作品が後期にしか出ないときとかですかね…。これはもうどうしようもないので、諦めて並びましょう。

子どもと美術館に行くときに約束すること

増田でこんなエントリがありました。

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美術館には結構いくほうですが、ほかのお客さんから「しゃべっちゃいけません」と言われたり、誰かが注意されているのは見たことがないですね。声が大きくて監視の人に声をかけられてるのは見たことありますが。美術館は基本的に「しゃべってはいけない」というルールにはしていないはずで、あったとしてもごく限られていると思います。現代美術の作品なんかでは、鑑賞の方法として指示されることもあるかもしれませんが、それはマナーとは関係ないしね。

あるいは美術館なり展覧会なりごとの雰囲気というもあるかなぁ。混んでるときの国立新美術館と、空いているときの五島美術館では声のトーンも違ってきそうです。

でも映画とちがって基本的に作品は「止まって」いるので、それを前にして同行者と語りあうということはしやすいし、そのほうが理解や鑑賞が深まることも多いと思います。中途半端なウンチクが嫌いというのもわかりますが、まあ席が決まってるわけでもないので離れて回るようにすればそんなに害は大きくないんじゃないでしょうか。

 

ところで、子どもと一緒に行くことも結構ありまして、自分が見たくて子どもにもウケそうな展覧会があると、なるべく混んでないタイミングを狙って行くようにしています。自分の乏しい文化資本を少しでも与えたいという親心もありますし。今は小学生ですが、ベビーカーに乗せて見に行ったりもしていました。(そのまま展示室に入れるところもあれば、外で預けるところもありますね)

案外、美術館は子どもを歓迎してるんですよ。子どもをターゲットにしているような美術館(ジブリとか)でなくても、子ども向けの展覧会(夏休みによくやってます。府中市美術館とか)もあるし、子どもの鑑賞補助にお絵かきボードを貸してくれるところまであります。

とびらボード|東京都美術館

 

それで子どもと自分の好みを勘案して、良さそうな展覧会に行くわけですが、毎回、入場の直前に約束をしています。「いい?美術館だから、いつもの約束ね」ってことで、

  • 大きな声を出さない
  • 走らない
  • 作品に触らない

を約束させています。これだけ守っていれば、監視の人から注意を受けることはほとんどありません。実際に声をかけられたことがあるのは、作品に惹かれて近づきすぎたときだけですね。もちろん作品を見ながらいろんなことを話し合ってもいます。

子どもの性格にもよりますが、展覧会が子どもの興味を引けば案外守ってくれます。逆につまらないとダメ。飽きて見てられなくなって「早く出ようよー」ってなります。こういうときは自分が見たくても諦めてさっさと出るようにしてます。

本人が駅のポスターなんかを見て選ぶこともあるので、場合によっては家族連れがほとんどいないような展覧会に行くこともあります。それでも、3つの約束さえ守っていれば美術館でのマナーとしては問題ないでしょう。あとはうっかり飲み物を飲ませたりしないとか、それくらいじゃないかな。

 

「しゃべっちゃいけません」と言いたい人の気持ちもわからないではないですが、まあ人の集まるところですし、音を聞く場所でもないので、少し大目に見てほしいですよね。

自販機に白湯があったらよくない?

ときどき白湯飲むことがあるんですが、外で飲めないですよね?

自販機にミネラルウォーター売ってるなら、ホット用のキャップでもつけて白湯としておいてくれたらいいのに。

それぞれのブランドのミネラルウォーターの白湯ってなんか楽しそうじゃないですか?エビアンの白湯とか、飲んでみたくないですか?南アルプスの天然白湯とか。

 

そこそこ需要ある気がする。

 

みんなそんなにポイ捨てしてんの?

このニュース。

headlines.yahoo.co.jp

に対してこのブコメ

b.hatena.ne.jp

 

「ゴミ箱がないからポイ捨てするんだろ」ってコメントが多数で、結構ショッキングです。まず元記事に「ハットグ店では店前にゴミ箱を設置し」って書いてあるのに読んでないの?っていうのもあるんだけど、そこはおくとしてもですね。もっと厳しく糾弾されるかと思いきや、完全にポイ捨ては当然って空気。なんなのこれ?まあ「昔は日本人のマナーはもっとよかった」っていうのが嘘だっていうのはそのとおりだと思いますが。駅でもタバコの吸い殻だらけだったし、大人でもそこらで立ちションしてましたからね。それはそのとおり。

でもみんなポイ捨て気にならないの?これハットグの食べ残しじゃなくて吸い殻だったらブチ切れるんじゃないの?「喫煙所がないから歩きタバコするのもしかたない」とか言ったら絶対めちゃくちゃに叩くよね?食べ残しを捨てるのは健康被害がないからいいの?いや街が汚れてたら公衆衛生上もよくないでしょ。

 

ゴミ箱がないせいにしてるけど、みなさん普段ポイ捨てしてるのかな。してるんだろうなー。普段ブコメですげーエラそうなこと書いてるけど、ポイ捨てしてるんだ。へー。え?自分はしてない?じゃああれか、新大久保あたりでそんなもん食ってる連中は野蛮人だから仕方ない、みたいな感じなの?

 

ゴミ箱増やしたほうがいい、っていう意見はわかる。それは対策の提案だもの。でもそのまえにポイ捨てを否定しましょうよ。だいたい「ゴミ箱を置いてもポイ捨てされる」っていう記事なんだからさ。ゴミ箱おけばいいってだけじゃなくて、やっぱりポイ捨てはイカンっていうのがあって、はじめてゴミ箱が使われるわけなんだし。

いやーでも「ゴミ箱がなかったらそりゃポイ捨てするでしょ」って人がいっぱいでほんとショックだわ。ポイ捨てする人が多いのは知ってるけど、もっと後ろめたく感じてるんだと思ってたもん。

 

とにかくまあ、ポイ捨てはやめましょう。あなたもわたしも、ほかのみんなも。

四次元ポケット/未来に向かって落っこちる

 四次元ポケットってあるじゃないですか。なんか「とにかく広い」みたいなイメージしかなかったんですけど、考えてみると広けりゃ便利ってこともないんじゃないかって気がしてきたんですよね。あのポケットの内側には広大な空間がひろがってるんでしょうけど、それがまあ4次元的に広がってるんですよね?だから単に広いんじゃなくて4次元方向にスタックできるってことだと思うんです。

 3次元方向にものを「積む」ことから類推すると、2次元空間の住人が3次元空間を使えるみたいな感じなんだろうと思います。2次元人が普通にものを収納しようとしたら平たく「並べる」ことしかできないけど、彼らが「三次元ポケット」を使えたら、まあ縦っていうか垂直方向にものを「積む」ことができる。うん、これはとても画期的な感じがします。

 

 例の彼がポケットに潜り込むみたいに、2次元人が「三次元ポケット」に潜り込むとどんな感じでしょうか。2次元の世界になんか裂け目があって、そこに潜り込むんでしょうかね。すると裂け目の反対側、つまり3次元の私達からみると、その裂け目からいきなり立体物がにょきにょき姿を現すように見えるんでしょうか。貞子みたいに。(ところで「裂け目」ってなんか哲学っぽいですね)

 出てきた(潜り込んだ)人は、そうして3次元世界にものを置いたり、そこから探し出したりするわけですよね。まあ2次元から見れば限りなく無限みたいに感じられるでしょうが、私達3次元の住民は、いつも場所が足りないと不満を漏らしています。2次元人に「いや、そんな言うほど広くないから」って言いたくなります。「上に積めるったって、そんなに高く積んだら取りづらいし、崩れたとき危ないよ」って。そう、3次元方向には重力の壁があるのでした。

 

 だからたぶん、四次元ポケットの中だって、なにか4次元的な重力みたいな制約があってもおかしくないなぁ、と。4次元方向に「積む」っていっても、いくらでもというわけにはいかないんじゃないかな。足元というかなんというか、そっちに引っ張られたりするのでは?

 

 そういえばよく、時間のことを4つめの次元として捉えたりしますよね。もしそうなら、私達が引っ張られる方向って未来ってことになりますよね。そうか、未来に向かって「落っこちてる」のかもしれませんね。

 時間の流れって、いままさに「流れ」と書きましたが、「流れるもの」っていうイメージですよね。つまり川です。「ああ 川の流れのように」みたいな。「ああ 時の河を渡る船に オールはない 流されてく」みたいな。「ああ」とセットなのかなもしかして。ともかく、川の流れも重力によるものだけれど、水平方向の移動ですね。

 

 そういえば、ヴァルター・ベンヤミンがクレーの天使の絵について書いた美しい文章があります。その天使は過去の方を見つめたまま、楽園から吹きつける嵐に吹き飛ばされて、破壊され瓦礫が積み上がってゆくばかりの過去にとどまることができません。そしてその嵐が「進歩」なのだと。

 

 川でも嵐でもいいですが、落っこちる、ていうのもなかなか悪くないイメージだと思いません?なんかSFにありそう。未来に向かって落っこちる話。なすすべもなく落っこちていく我々3次元の住人に対して、多少なりともそれに抗う能力のある4次元人がかかわってくるみたいな。なんかホントに誰か書いてそうだな。あるなら読みたい。(SF小説苦手だけど)

 

 なんの話だっけ?ああ四次元ポケット。ポケットに潜り込んだとき、その入り口が四次元的な「下」というか「地面」みたいな場所にあればいいけど、「上」にあったら落っこちてそのまま出てこれなくなりそう。もしかしてそういう設定もあるのかな?よく知らない。ともかく、四次元ポケットに入るときは気をつけましょう。

体育苦手だった人にこそランニングはおすすめ

 僕も体育苦手でした。

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 社会に出てから当然まったく運動しない日々が続いていましたが、40歳をすぎてしばらくしてからランニングをするようになりました。するとこれが学校でやらされていた体育とは大違いなんですよね。

 

他人と比べなくていい

 大人になってから自分でやる運動の一番いいところはこれだと思います。ランニングに限らず、水泳や自転車もそうだと思いますが、基本的は1人でできるスポーツであれば、他の人と比べてどうこうというのは気にしなくていいんですよね。筋トレとかもそうですね。他人から何か言われたり思われたりすることもない。本当に大きなメリットです。

 公園などで走っていると他にもランナーがいますが、みな自分のペースで思い思いに走っています。遅い人がいたからって別になんとも思いません。それにランニングでは LSD (Long, Slow, Distance)といってわざとゆっくり走るトレーニングもあるので、どうしても他人の目が気になる人は、心の中で「いやこれ LSD 中だから」という体で走れば問題ありません。

 

下手クソすぎて無理、ってことがない

 僕は泳げません。いや正確には25mまではギリ行けますが、ものすごくつらい。子供の頃体育の先生もアレコレ教えてくれましたが、どうもフォームが相当ひどいらしい。クロールで息継ぎがどうしてもまともにできない。水泳には憧れがあるので、ランニングで体力がついた今ではいつかちゃんと習ってみたいと思うようになりましたが。

 しかしランニングは下手くそすぎてできない、ということがありません。怪我や障害がなければ誰でも走ることはできる。どんなに遅くても。どんなにフォームがガタガタでも。

 球技がからっきしダメだった僕(どうしてバットやらラケットやらという自分の体ですらないものを使って空中を動いている球に当てることができるのか不思議)、水泳もダメだった僕でも、ランニングはできます。なんてすばらしいスポーツでしょう。

 

成長を感じる

 最初はすぐに息切れして足がビキビキになっても、続けているとちゃんと走れるようになります。僕も最初に散歩の途中で試しに走ってみたら、もう1〜2分で息はあがるわ筋肉は痛むわでヒドいものでした。さすがに約四半世紀もロクに運動してなかったので当然ではあります。それでも、最初1〜2分で限界だったのが5分走れるようになり、30分の散歩のうち途中で5分走って10分歩いてまた5分走るようになり、10分走って5分歩いてまた10分走るようになり…2ヶ月もしないうちに30分間続けて走れるようになっていました。

 散歩を続けたのは主にダイエットのためですが、歩いた距離とカロリーを確認するためにアプリを使ってたんですね。僕の場合は「Nike+ Run Club」でしたが、だいたいこの手のやつは GPS で走ったコースを地図上にプロットしてくれたり消費カロリーを教えてくれたりするので。で、もちろんペースや距離も出るわけですが、こういうのを見てると自分がだんたんと「走れる」ようになってきているのが実感できるわけです。

 スポーツでこんなに自分の成長を実感したのは初めてでした。しかも客観的な数値で。そりゃあ運動得意な人達みたいにはなれないけど、過去の自分を上回っていくことはできる。これが嬉しくて、だんだん「明日はもう少しいけるかな」「早くまた走りたい」などと思うようになっていました。過去の自分からは考えられないことです。

 

体調、体型、機嫌がよくなる

 体力はぐっとつきます。普段運動してない40代の人で、30分走れる人はそう多くないでしょう。体力があれば日々の生活が楽になりますし、いろいろなことに余裕が出てきます。

 僕のようにダイエットしているならば、ランニングは非常に効率的で効果的です。もちろん食事のコントロールが第一ですが、食事とランニングを組み合わせることで(変化のペースは人それぞれですが)確実に変化は訪れます。

 そして案外見過ごされがちですが、機嫌がよくなる。本当です。僕も以前は「スポーツでストレス解消」なんて言われても全然ピンときませんでしたが、ランニングのようなリズミカルな運動ではセロトニンの濃度が高まることが知られています。「幸せホルモン」とも呼ばれてるやつです。実感としても、走れている時期は気持ちも落ち着いています。

 もちろん健康面でのメリットは極めて大きいです。ランニングによって心拍出量が増大するとともに心拍数は下がり、筋肉は強くなり、肺活量も増え、毛細血管とミトコンドリアが増えます。健康診断などでも僕はいろいろな数値が改善しました。

 ところでミトコンドリアが増える、ってすごくないですか?僕はロマンを感じます。わが内なるミトコンドリアたちが目覚めたか…みたいな。「くっ!鎮まれ俺のミトコンドリア!」とか中二病ごっこも楽しいです。(やらなくていい)

 

レーニング科学が面白い

 どんなトレーニングにどんな効果があるのか、どれくらいの強さで、どれくらいの時間やればいいのか…トレーニング科学は面白いですよ。知識から入るタイプの人はこっちから攻めるのもおすすめです。

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版

ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版

 

  僕が持ってるのは第2版ですが、第3版も翻訳でてたんですね。これ面白いですよー。著者のジャック・ダニエルズは、メダリストで博士号もち。その彼によるランニング方程式です。有酸素性作業能(VO2max)だの、乳酸性作業閾値(LT)だの、字面だけでわくわくします。表やグラフがどっさりで、最高に理屈っぽい!効率的なトレーニングの理論は実に興味深いです。こういうの高校の頃に教えてほしかった!あなたが凝り性なら絶対ハマります。一緒に VDOT を向上させましょう!

 

故障には気をつけましょう

 はい。年取ると精神力に体力がついてきません。すぐ故障します。膝とかやっちゃう人多数です。僕も足底筋膜炎でしばらく走れなかったことがあります。ランナーあるあるです。楽しくなってくるとどうしてもやりすぎるんですよね。ほんと注意が必要です。これから始める方は、シューズだけはちゃんとしたのを用意しましょう。

 

 

 僕はランニングをはじめて本当によかったな、と思っているので、少しでも興味をもってもらえたらとても嬉しいです。もしその気になってくれたなら、まず散歩から始めましょう。朝の小鳥たちのさえずりでも、夜の街の喧騒でも、きっと楽しめるものがあると思います。そして少し気分がよくなったら、走り出してみてください。