日本が戦後ずっと平和を守ってきた…とは、もはや思っていません

小泉政権がもうすぐ終りますね。いろいろな政策が実行されてきましたが、僕にとって一番許せなかったのは、2003年のイラク特措法です。これのために、僕的には戦後最悪の政権だったという位置付けです。


イラク戦争は、改めて言うまでもなく戦争そのものです。
次に、「自衛隊」がそのような名前になっているのは「自衛目的である」ことを強調するためであって、軍隊であることは明白ですよね。間違って
したがって、戦争が続いているイラクに日本は軍隊を送り込んだ、と僕は認識しています。
まあ、極端な意見だと言う人もいるかもしれませんが、ごまかさずに考えたらこうなるしかないんじゃないかな、と僕は思うわけです。
人道復興支援と言っていましたが、米軍の輸送を支援しておいて「戦闘に与していない」などと、人を馬鹿にするにもほどがあります。戦闘が続いているにも関わらず「非戦闘地域」がイラクにある、などというごまかしも、忘れるわけにはいきません。


日本は戦争に参加したんだ、と思います。
それまでもお金とかで間接的に戦争に加担したと言えることはあったわけですが、イラクへの派兵は一線を超えたものだった、と思っています。直接大規模な戦闘はしていないかもしれません。復興支援をしたのも確かでしょうし、それは確かにとても大事なことだし、現場の隊員の方々が大変なご苦労をなさったことは間違いないでしょう。それでも、僕たちの国が軍隊を戦場に送って戦闘に与したのは事実のはず。もちろん「戦争を起した」わけじゃないけれど、イラク派遣のせいで戦後の平和の歴史に大きなキズがついた、と思ってます。


今、憲法改正とか靖国神社とかについて語られることが多いですよね。
そこでは必ずといっていいほど「戦後60年、日本は平和を守ってきた」と言われているように思います。靖国参拝支持の人は「英霊のおかげで」と言い、護憲派は「9条のおかげで」と言う。


イラク戦争はどこに行ったんでしょうか?


僕には、特に左派がこういう認識を示さないのが不思議でなりません。なぜそんなにあっさり「日本は戦後60年平和を守ってきた」なんて言えるんですか?でもそういう風に言う人がほとんどいないってことは、やっぱり僕の認識のほうがおかしくて、ほとんど妄想なみに極端な「お花畑で電波なサヨ」なんでしょうか…?

追記

ブクマコメントより

正直、朝鮮戦争についてはわかってませんでした。お恥ずかしい。
あと typo のご指摘もありがとうございました。

朝鮮戦争については無知でしたが、その他いろいろな戦争にいろんな形で関わってきたというのは理解しているつもりです。でも、ではつまり、イラク戦争への参加は特別でもなんでもなかったんでしょうか。それまでに日本が戦争に関わってきたのと同じってことなのかな?僕には感覚的に、あれは(正当化できるとは思えない、という意味で)「一線を越えたものだった」と思えるのですが、もしかするとその感覚は変なのかもしれない。特別詳しいわけではないですし、そのあたりは自信ないです。厳密な議論ができるだけの知識もありませんし…。


でもまあ、イラク派兵よりずっと前から日本は戦争に参加しつづけてきた、と考えるとすれば余計に、「戦後60年間平和を貫いてきた」というのはちょっと変じゃないか、とは言えると思いますが。