「捏造」じゃなければ良いわけじゃない
「あるある大事典」の納豆の件。
この番組を毎週楽しみにしていて、放送日の翌日午後、近くのスーパーに買いに行ったが売り切れ。そこで、個人購入している生協から入手し食べ続けた。「食べ方も紹介された通りに実践した。影響力がある番組で信じていたのに」
(中略)
番組スポンサー「花王」の広報部は「日頃から信頼性のある番組であることを要望していただけに極めて遺憾」とコメント。番組提供など今後は、調査結果などを見て検討するという。
「信頼性のある番組であることを要望」するのは正しいと思います。が、今回のような明らかな「捏造」がなくても、それだけで「信頼性がある」と言えるわけではないですよね。この番組、「捏造」とは言えないまでも、きちんとコントロールされていない「実験」を頻繁にやってきてるわけで。
今回の捏造に「失望した」という視聴者の人達が、もしこれまで「あからさまな捏造じゃなければ信用して大丈夫」みたいな意識しか持ってなかったとしたら、この機会にもうちょっと厳しくなるといいと思うのですが…。難しいかなぁ。