ブックマークされてビビる私
こにの壺焼 - 気軽にはてブするのも考えものかもしれない。。。
など読んで思ったことですが、元記事とはあんまり関係ない話です。しかも自分語り。すみません。
自分の記事がたくさんブクマされてアクセスがどっと増える、なんてことがあると、僕はビビってしまうんですよね。日記からは見えないでしょうけど、現実の僕は結構キョドってたりします。妻に「どうかしたの?」とか言われる。緊張するんですよね、注目されてるとか意識してしまって。
どれくらい緊張するかっていうと、自分の感覚ではブクマ数と同じくらいの人数の前でしゃべるのとだいたい近いって感じ。もちろん実際にはブクマ数よりずっと多い人数に読まれてるわけですが、緊張の度合いとして。10人くらいまでだとそれほどどうってことないけど、30を超えるあたりから結構緊張してくる。50人とか100人とかの前でしゃべるのって、少々慣れても緊張しますよね?僕は定期的に人前でしゃべる機会があるんですけど(だいたい数十人規模)、そういう場合では自分の専門分野についてしゃべるので、この日記よりは内容に自信をもってるし、自分の主張に対する有効な批判がどういうものかもだいたいわかってる。だから日記でブクマされる方がなんだか妙な緊張感があります。
しかもブクマだとエントリ書いた後ですからね、人数が見えはじめるのって。その辺は人前でしゃべるのと違って事前に覚悟するってことがしづらい。
ホント、予想しないくらい沢山ブックマークされると、怖くてブクマコメントもまともに見れないことがあります。大きくて太くて青い文字で「これはひどい」とか目に飛びこんできたらどうしよう、とか思う。エントリを書いたあと時間が経ってからでないと正視できない。…弱いなぁ。でもブクマ数が多ければ不可避的に一定程度のネガティブコメントも付くし、それが少なくても、的を外したものでも、ヘコむ。だから恐い。批判を糧にするのが良い態度だとわかっていても、それは結構エネルギーのいることなので、元気なときでないとできないし。
まあブクマで批判的なコメントをつけるのは自分もよくやるし、わかってはいるんですが…むー。
でも、じゃあ注目されるのが嫌かっていうと全然そうではないんですよね。嬉しいんです。読んでほしくて書いてるわけだし。だからブクマが多いと緊張してビビるくせに、エントリを書くときには、なるべく沢山の人に読んでもらえるように、できるだけ分かりやすく、可能なかぎり力強い表現で、とか思いつつ書かずにはいられないという。
あ、もしかして「力強い表現」にしようとしてしまう所に問題があるのかなぁ。表現を強くするために「それはわかってるけど」的な予防線をあえて省くこととかあるしなぁ(特に腹を立ててたりすると)…。それで「突っ込まれてそう」と無意識に感じてるのかも。あんまりよくないのかも。でも読んでもらいたくて自然と強い表現を求めてしまうんですよね。そんで書いてる時は「これブクマ伸びないかなー?」とか思ってんの。そんで伸びるとビビってんの。…一体お前は何がしたいんだ、と。
あと、この日記でもコメント欄をつけてませんが、僕は基本的に対話が苦手なんですよね。それでトラックバックやブクマコメントにも必ずしもきちんと反応できてないっていうのも、そういう緊張に関係してるような気がします。不誠実だと思う人もいるんだろうな、とか、自意識が。
まぁ、修行が足りないね、という話でした。