GPSを持った狩猟採集民


BBC NEWS | Africa | GPS helps Pygmies defend forest

コンゴ盆地のバカ・ピグミーの人々が、彼らの生活資源である森林を、違法な伐採業者などによる侵食にさらされていたそうです。で、人類学者の Jerome Lewis 博士がソフト会社の Helveta、Forest Peoples Program、カメルーンの Centre for Environment and Development と強力して、ハンドヘルドPCとGPSで彼らの資源を記録できるツールを開発した、と。無文字社会なので全てシンボルで操作できるようになってるんですね。これで、狩猟した場所や川を記録していくことができ、不法な伐採などがあった場合にも記録を使ってチェックできると。先住民が自分たちの資源を守るためにハイテクを利用するのは興味深いです。片手にはヤリを、もう片手にはハンドヘルドPCを、という姿はなんかすごいですよね。