「○○はガセ」という話が好き
なので、これ大変面白かったです。
http://d.hatena.ne.jp/MrJohnny/20061010
しかもなんか色んな問題が含まれてて考えさせられます。
- 「権威」が全然使えないということになると、相当きつい気がする。無批判に受け入れるのが間違いの元になるのは確かだとしても、片っ端から何でも疑うというわけにもいかない。困った。
- 検索はやっぱり便利だ。何かある細かい事実を単に「知っている」ということが、それほど力をもたなくなった(探せばわかるから)のは基本的には良いことなんじゃないかと思う。
- かといって「知らない」とやっぱり判断できないとか間違った判断をしてしまうというのは変わらない。調べるのは大事。
- しかしながら調べてみたところで自分の手におえる範囲というのも限られている。ギリシア語とか無理。
うーん、難しいなぁ。
思ったのは、どういう話を疑ったり調べたりするのかっていう、そういうなんか「問題」を発見したり選択したりするという能力のようなもの(「ハナが利く」みたいな)、それって何によって支えられるのかなぁということ。権威を疑う必要がある事もある、とわかっていても、じゃあいつ疑えばいいのかっていう。よくわからない。いつでも、というのは少なくとも僕には無理です。僕も「その話は変じゃないか?」と思うことは時々ありますが、なぜそれがひっかかったのかうまく説明できないことが多くて。「調べてみたら違ってた」という経験の蓄積によるのかな。うーん、勉強してればそういうことも説明できるようになるのかしらん…。