花を買ってみた
家人が熱を出しそうなほど機嫌が悪い日が続いているので(僕のせいじゃない)、機嫌をとろうと思って花、というか小さなブーケを買って帰ってみた。自主的に花を買うことなんてほとんどないのですが、なんか数百円で小さくまとまってるのを見て、あーこれなら買ってもいいかもと思った。商売する人はいろいろ工夫するなぁ。
小さな瓶に差してテーブルに置いておいたんだけど、なんとまあ、一時間近く全然気付かれなかったよ…(不機嫌すぎだよ…)。なんつーか、髪を切ったのに気づいてくれない、とか女性が言うときの気分ってこんななんでしょうね。
僕はイライラしてる人に接してるとすぐに自分もイライラしてきて「なんでそんなイラついてんだよテメー」みたいになることが多いのですが。珍しく花を買ったり(その他いろいろご機嫌とりをしたり)してみてちょっと思ったのは、逆に徹底的にそのイライラしてる相手のご機嫌とりをとしたほうが、実はかなり楽しいということ。こちらのアクションで多少とも気分がよくなってるのがわかったりするので、ある種ゲーム感覚というか。一緒になってイラつくより、どうみても健全です。
どうも人をもてなしたりサービスしたり、というか基本的に他人を気遣うのが苦手なままこの歳になってしまって(コ、コミュニケーション能力に問題が…?)、こんなことに今さら気がついたりしてる。ちょっと大人になった気がする(少年じゃないけど)。
でもやっぱ相手が家族じゃなきゃできないな、僕には。