家事がなかなか「当たり前」にならない
久々のわりにどうでもいい話です。
僕は10年以上一人暮らしをしてから結婚したので、家事については少なくとも「やってもらって当たり前」という状態は完全に抜けていたと思うんですよね。だけど結婚してからもなかなか「やるのが当たり前」という感覚が身につかないというか。いや、やってるんですよ。掃除…はちょっと手抜きがちだけど、洗濯も料理も。たぶんこの半年くらいは、どれをとっても妻より僕のほうがやってるくらいだと思う。
あ、ほらね、こういう書き方になっちゃうんですよ。「僕のほうがやってる」だってさ。いや頭では「分担は原則対等が当然だし、仕事の都合で一方が忙しければもう一方が補う」と了解してるんです。だけどなんかこう、どこか「ちゃんと家事をやる俺エライ」みたいなっていうか、褒めてほしがってるというか、そういう所があるんですよねー。これが抜けない。「世間の男たちより進歩的な俺」みたいな感覚が(こうして書いてみると、かなりみっともないですね。うぅむ…)。
もちろん普段そういうふうに口に出したりするわけじゃないし、むしろほとんど意識に上らない程度の感覚だと思うんですが。でも、ふと自分を振り返ると、そういう感覚が残ってることにと気づくんですよね。これってそのうち無くなるもんなんでしょうかね?
いやまぁ、いちおう自分で認識もできてることだし、それ自体が何か害を及ぼすわけでもないので、あまり気にしすぎてもしょうがないとは思いますけどね。でも、一方に「その感覚はオカシイよ、家事やるのが当たり前なんだから」とツッコミを入れる自分をキープしておかないと、何かの拍子に「俺はこんなに頑張ったのに!」とかそういう不満として噴出しちゃうかも、なんて考えることもあります。
気をつけようっと。