選挙公報の配布と新聞

こんな記事がありまして、

新聞を取っていなければ、折り込みによって配られる選挙公報に触れることはない。

あれ?自分も新聞はとっていませんが(必要に応じてキオスクで買うので)、選挙公報は投函されていました。ので、この記事を読んで「そういや昔実家にいたときは新聞に折り込まれた気が」と思い、あれれ?と。


選挙公報の配布については、こんな記事も。

選挙公報をどう配るかで選管が知恵を絞っている。とりわけ、新聞折り込みを活用している自治体では、新聞をとっていない世帯にも届けようと、コンビニエンスストアや薬局、公衆浴場など利用の多い場所を選んで置くことにしている。一方で町田市は、全戸に確実に配布するため、これまでの約5倍の予算をかけて郵送方式に切り替えた。

ははあ、地域によって違ってたんですね。気が付きませんでした。新聞の購読なんて別に義務でもなんでもないのだし、これまで折り込みにばかり頼ってたんだとしたら、それはそもそも問題なんじゃないかと思うのですが、購読率が下がったりするとさすがに何か手をうたなければならなくなってきたということなんでしょうか。


で、最初の記事の

公民館に取りに行くか郵送を依頼すればいいというかもしれないが、候補者を選ぶ基準となる情報が気軽に入手できないのは問題だ。

という意見は全くごもっともと思うわけです。


ここでは「だからネットも活用したほうがよい」という話になっているんですが、一方でネットユーザだって若者に偏ってるわけで、新聞、ネット以外にもさまざまなチャンネルを通じて市民が必要な情報に触れられるよう努力することが必要ではあるでしょうね。


ところで、「ネット上では新風への支持が非常に集まっていた」と本気で感じてたらしい人も若干見受けられましたが、それはちょっと世間(ネット上に限っても)とかけ離れすぎてるよなぁ。