岩国市民を隷従させるために血税が使われて遺憾千万です
岩国市長選では、空母艦載機移駐を容認する候補が当選してしまい、大変残念な気持ちです。住民投票では8割の人々が反対していたのに、結局容認派の候補が勝ってしまう。米軍再編交付金というファクターがなければ、まったく違う結果になっていただろうことは容易に想像できます。市民が交付金による恩恵を必要としたにせよ、危機感を煽って市民に「滅私」の選択がされたにせよ、カネにものを言わせて無理にでも飲みこまそうという態度を国が一貫してとっていることに変わりはありません。沖縄でも、岩国でも。
しかもその金は税金です。我々の血税。それをこんな使い方、こんないやらしい使い方をされている、そのことに、憤りを感ぜずにはおれません。これは、無意味な公共事業による無駄遣いなんかよりも、ずっとずっと悪い。悪いお金の使い方です。そうじゃありませんか?市民の不安を煽って、嫌がるものを無理矢理おしつける、カネをちらつかせて、破産した市のようになるぞと脅す、いったいこれが市民社会の政府がやることか。そんな使い方をさせるために税金を払ったおぼえはありません。
「ふるさと納税」の話が出たとき、配分は地方交付税交付金でやるのがスジだと思いました。でも、国に入った税がこんな使い方をされるくらいなら、自分とは縁がなくても、国に脅されてる自治体に納税したほうが良いのかもしれない。そんなことを考えました。